| 期間 |
平成21年12月3日(木)~5日(土) |
| 開催場所 |
愛媛大学城北キャンパス(メディアセンター) |
概要
プログラムなど |
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問い合わせ |
田辺信介 (教授・愛媛大学グローバルCOE拠点リーダー)
愛媛大学沿岸環境科学研究センター
〒790-8577 愛媛県松山市文京町2-5
Tel/Fax: 089-927-8171
E-mail: esbsympo2009’at’velvet.cs.ehime-u.ac.jp
E-mail送信時には'at'を@に変更してください。 |
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報告 |
以下、このセミナーに参加した 理工学研究科 博士課程3年 染矢雅之さんによるレポートを紹介し、報告といたします。 |
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平成21年12 月3-5 日の3日間にわたり、愛媛大学グローバルCOE
プログラムの国際シンポジウム「International Symposium on Environmental
Specimen Bank (ESB Symp.2009)-Exploring Possibility of
Setting-up ESBs in Developing
Countries-」が開催されました。このシンポジウムでは基調講演を含む30 題の口頭発表及び42
題のポスター発表があり、世界各国から約100
名が参加しました。本シンポジウムでは、愛媛大学をはじめ、生物環境試料バンクを有する先進諸国のバンク関係者・研究者、および将来同バンクの設置を計画している途上国の研究者が一同に会し、保存試料を用いた環境研究の意義・成果の発表、ならびに生物環境試料バンクを有効活用するための基本戦略について議論されました。とくに、現在一部の先進諸国のみに存在する生物環境試料バンクを、将来的に途上国に設立する必然性、またそれを実現するための方策に関して先進国と途上国の両サイドの研究者間で活発な意見が交わされました。初日のセッションではNational
Institute of Standards and Technology, Analytical Chemistry
Division(USA)のPaul
Becker教授を基調講演者としてお招きし、過去30年間にわたる環境試料バンクの成果についてご紹介いただきました。2日目のセッションでは、基調講演者であるGerman
Federal Environment Agency(Germany)のAndreas Gies
教授が、1980年代の製造化学物質の法整備の最中にヨーロッパで設立された生物環境試料バンクの歴史を振り返りながら、現在までに得られているその成果について語られました。最終日のセッションでは、国立環境研究所の柴田康行博士が基調講演をされ、国立環境研所で進める「Environmental
Time Capsule
Program」の成果と、環境省が計画している子供に対する汚染物質の悪影響を評価する大規模なcohort
studyについて紹介されました。各セッションでは聴講者から活発な質問が出され、また二日間のポスター発表のコアタイムでも、研究成果について活発な議論が交わされました。最後に、途上国における生物環境試料バンク設立の実現に向けた具体的な取り決めをするため、次年度にドイツで開催予定のバンクシンポジウムにて再度議論することをお互いに約束し、シンポジウムは幕を閉じました。本シンポジウムは私自身にとっても、保存試料を用いた研究の重要性を再認識する良い機会となりました。 |