活動報告
第2回 GCOE 分析機器ワークショップ
講演中の小梶氏 静聴する参加者
期間 平成22年7月27日(火) 13:00-17:00
開催場所 愛媛大学 総合研究棟1 増築棟 4階会議室
概要
プログラムなど
題目:液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法(LC/MS/MS)

講師:小梶 哲雄 先生(株式会社 エービーサイエックス)

参加費:無料

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問い合わせ
COE支援室
愛媛大学沿岸環境科学研究センター
E-mail: global'at'dpc.ehime-u.ac.jp  Tel./Fax: 089-927-8178/8167

E-mail送信時には'at'を@に変更してください。
報告
 以下、このセミナーに参加しました野見山 桂助教のレポートを紹介し、報告といたします。
 平成22年7月27日、愛媛大学総合研究棟1の4階会議室および化学汚染解析部門の実験室において第2回G-COE分析機器ワークショップを開催しました。今回は、株式会社エービー・サイエックスの小梶哲雄先生をお招きし、「液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法」と題して、午前は講演、午後は分析機器を使用した実習を行いました。
 午前の講演では、最初に液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析計(LC/MS/MS)の原理や基礎的な測定技術について説明されました。LC/MS/MSは食品、環境、生体試料などの複雑なマトリクスを持つ試料に対して高感度分析が可能であり、近年様々な分野で広く使用されている分析機器です。本ワークショップで使用するAB SCIEX社製のAB SCIEX Triple Quad™ 5500 Systemは、現存するタンデム質量分析計の中で最も高感度であり、リニアイオントラップモードで最大100倍の感度向上を実現していること、スキャンスピードとフラグメンテーションの高速化によって、長時間安定して高感度かつ選択性の高い化学分析を可能にした点などが詳細に解説され、その機能と特徴、さらには応用例についても説明されました。
 午後の実習では、AB SCIEX Triple Quad™ 5500 Systemを使用したMRM (multiple reaction monitoring)メソッドの作成とMS/MS条件自動最適化について説明があり、環境汚染物質のサルファ剤3種を例とした検量線の作成と定量を行いました。
 今回のワークショップでは、大学院生やポスドク、教員を含めたG-COE関係者が22名、G-COE 以外からも2名の参加者があり、講演や実習の間も活発な議論や質問がおこなわれ、大変有意義なワークショップとなりました。G-COEプログラムでは、LC/MS/MSを利用した新規環境汚染物質をスクリーニングするための高感度な分析法の確立を目指しており、本ワークショップの講演・実習内容は若手研究者の今後の研究活動に大変参考になる内容でした。
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