| 期間 |
平成22年8月9日(月) 9:00~12:00 13:00~16:00 |
| 開催場所 |
愛媛大学 総合研究棟1 4階会議室 |
概要
プログラムなど |
講師: Senior Lecturer : Pathmalal M. Manage
所属:スリジャイワーデネプラ大学動物学科
題目:
Lecture1:Ecology of Microbes: Green solution for real
world
Lecture2:Hope and achievement of research activity-Pathmalal
M Manage
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問い合わせ |
COE支援室
愛媛大学沿岸環境科学研究センター
E-mail: global'at'dpc.ehime-u.ac.jp Tel./Fax: 089-927-8178/8167
E-mail送信時には'at'を@に変更してください。 |
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報告 |
以下、このセミナーに参加しましたグローバルCOE研究員 吉田光宏さんによるレポートを紹介し、報告といたします。 |
平成22年8月9日に愛媛大学総合研究棟1の4階会議室にて第4回レクチャーシリーズが開催されました。今回は、スリジャヤワルダナプラ大学動物学科のPathmalal
M. Manage准教授をお招きし、「Ecology of Microbes: Green Solution for
Real
World」という演題で、午前は研究成果発表を中心に講演していただき、午後は研究者を目指す若手向けに話題を提供していただきました。
午前の講演ではまず、近年の富栄養化した湖沼において頻発しているブルーム現象(特定のシアノバクテリアが異常増殖を起こす現象)の環境問題について取り上げられました。ブルームの原因となるシアノバクテリアの中には、ミクロシスチンと呼ばれる強力な肝臓毒を産生する種が存在することから、飲用水源における有毒ブルームの発生は、深刻な社会問題になっています。そのような中、演者は、有毒ブルームの発生に対する防除策として、天然環境中に生息する微生物に着目し、生物農薬としての実用化を目指すべく、これまで精力的に活動されてきました。その成果として、環境中の細菌やウイルス等の微生物がブルームの発生を抑制する因子であることを突き止められました。ブルームの消滅時には、多様な微生物が関与することが明らかとなり、微生物生態系の有する自浄作用について、大きな関心が寄せられました。
午後のレクチャーでは、演者の研究活動の全容について、午前中で触れなかった研究テーマも含め、実績の報告と併せて講演されました。ここでは、演者の生い立ちや研究者に至る経緯、世界各国でポスドク研究員として活動した武者修行話、現在までに達成した論文業績目録・グラント獲得状況の情報公開など、若手研究者にとって大変参考となるお話を聴講することができました。また、スリランカの大学・研究制度や文化についての紹介もなされ、聴衆が終始リラックスした雰囲気の中、本セミナーが行われました。
講演後の質疑応答では、データの細部にまで活発な議論が繰り広げられ、有意義な講演となりました。スリランカでは、グラントの獲得や若手研究員の支援など、日本に比べ厳しい環境にあるため、積極的に海外へ活躍の場を広げ、飛躍を図ることが演者の研究人生に反映されているものと痛感いたしました。演者の熱意あふれる研究姿勢および積極的な議論展開を目の当たりにし、若手の聴衆は強い刺激を受け、今後の研究活動に対する意欲の向上に繋がるものと大いに期待できました。 |