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報告 |
本シンポジウムでは「化学汚染に対する生体応答」を主なテーマとし,環境毒性学分野のアジア地域における研究者ネットワークを築く第一歩として,同分野研究の現状および将来の展望について紹介するとともに,最新の知見および技術に関する情報を発信・交換しました。
小松正幸学長の挨拶および田辺信介拠点リーダーのCOE紹介に続き,国内外より16人の研究者を招聘した基調講演および招待講演が2日間にわたり行なわれ,学外参加者,
本学教員, 研究員, 院生をはじめ学部生や,一般参加者など,約200人が熱心に聴講しました。
シンポジウムは2つのセッションから構成され,セッション1ではEffects of Pollutants and
Mechanisms of Toxic
Action(汚染物質の影響および毒性影響のメカニズム)に関して最新の知見が紹介され,アジア諸国での環境毒性学研究の現状や将来の展望について情報が提供されました。また,セッション2は“Omics”
Technologies in Environmental
Toxicology(環境毒性学におけるオミックス技術)と題し,近年,環境毒性学の分野において応用されているゲノミクス・プロテオミクス・メタボロミクス等の手法を用いた研究成果が紹介されました。また,ポスターによる研究発表では
32人が研究成果を報告しました。優秀ポスター賞には,本学連合農学研究科博士課程3年生の Lee
Jin-Seonさんら3人が選ばれました。
沿岸環境科学研究センターでは,環境化学,特に環境モニタリングの分野で,アジア諸国の研究者と連携を図り,様々な研究活動を行ってきました。本シンポジウムは,アジア圏における環境化学分野の研究者ネットワークをさらに拡充し,環境毒性学分野の研究者ネットワークの基盤を確立するとともに,「化学物質の環境科学教育研究拠点」の国際化の体制を強化する絶好の機会となりました。
本年秋には,アジア環境化学研究者ネットワークを一層強化するための第2回グローバルCOEシンポジウムを企画しています。皆様のご参加をお待ちしています。
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